和歌山日高港釣り場閉鎖の危機

和歌山県御坊市にある釣りの名所日高港が一部立ち入り禁止になってしまいました。

日高港は足場の良い車横付け可能な釣り場で、地元民・遠征に来た人などで24時間釣り人がいる超人気スポットでした。

しかし、人気のせいか一部の超マナーの悪い人たちのために先端部分が立ち入り禁止になりました。

日高港は大型船が着岸できる岸壁で足元でも水深がかなりあるのが特徴的でした。

タチウオ釣りでとても人気のスポットなのですが、カマスや青物全般・アジ・イワシなど幅広い魚が釣れる名スポットです。

隣接している日高港塩屋緑地にトイレもあり、足場がよいことからファミリーにも人気です。

では日高港はなぜ釣り禁止になったのでしょうか。

理由としてはいくつかの要因が考えられます。

1. ゴミ問題
2. マナー違反
3. 常連の幅取り

といったところでしょうか。

昨今どの釣り場でも問題視されている釣り場のごみ問題ですが、本当にひどい状況です。

岸壁付近にはサルカンやラインが落ちているのなど当たり前で、ひどい時には針も平気でその場に捨てて帰っている釣り人が複数いるのです。

さらにはコンビニの飲食物の残骸や釣り餌の入っていた容器などもそのまま捨ててある始末です。

それはもうひどいもんで釣り禁止になるのも当たり前って感じですね。

マナー違反もどの釣り場でもよく聞く話です。

日高港は大型船が着岸することから、釣り人で岸壁が埋まっていてもあとから船が来ることもあります。

そういった時に釣り人が文句を言ったり、移動しないなどで本来の使用目的に差支えが出ているのも原因の一つでしょう。

また日高港には重機での作業現場があり、駐車の仕方などで迷惑が掛かっていた可能性もあります。

有名ポイントには地元民の常連がいることはいたって普通のことなのですが、日高港の常連は一味違います。

なんと先端部分には２４時間365日クーラーボックスを置いて場所取りをしており、常連の仲間内以外の人間を締め出していたのです。

人がいないので釣りをしているといい時間になって悠々と来た常連集団に大声で威嚇され追い出される人を見たことがあります。

自身の家と勘違いしている常連集団も非常に迷惑な集団ですね。

しかし常連集団はわきまえているのかゴミのポイ捨てはあまりしないのでいいところも無いではないですね。

現状日高港で釣りは可能です。

先端部分の一部が立ち入り禁止になってしまいましたが、まだ広い釣り場だと言えるでしょう。

しかしほかの部分もいつ釣り禁止になってもおかしくありません。

今回は太刀魚釣りの名所日高港の立ち入り禁止問題を紹介しました。

とても有名で人気のスポットだけに残念でなりません。

現在どの釣り場が閉鎖になっても不思議ではない状況です。

皆さんもぜひ釣りに行く際はごみのポイ捨てなど絶対にしないようにしマナーよく釣りをするようにしましょう。