ショアジギングに必須のメタルジグですが、選び方や種類がよくわからない人も多いと思います。
そこで、おすすめのメタルジグを使い方や対象魚種によって紹介していきます!
メタルジグとは、ジギングに使う金属製のルアーのことです。
一見どれも同じようなものに見えますが、形や重さ塗装の仕方などいろいろ違いがあります。
実際に釣具屋さんのメタルジグコーナーに行くと、いろんな種類のメタルジグがずらっと並んでいますよね。
いざショアジギングを始めようとしても悩んでしまうと思います。
工夫次第で青物から根魚まで狙うことができます。
そこで今回は、メタルジグの選び方を対象魚種ごとにおすすめを紹介していきたいと思います。
メタルジグには大きく分けて二種類のものがあります。
比較的安価でシルエットが大きい鉛製。
値段は張るもののシルエットが小さく飛距離の出やすいタングステン製です。
写真は両方ともジグパラの40gです。大きさが全然違いますよね!
タングステン製のほうが、重さのわりに大きさが小さいので風の抵抗を受けにくく
同じ重さでも遠くまで飛ばすことができます。
鉛製のものはシルエットが大きいので風の抵抗を受けやすいですが、ベイトが大きい
秋の時期には活躍することが多いです!
飛距離が伸びる!
めっちゃ飛びます。小さいシルエットで比重が重いため抵抗が少なくスムーズに飛ばせます!また、キャスト時の姿勢が安定しやすいので飛距離がの伸びやすくなります。
底がとりやすい!
沖に出た場合や、水深の深いポイントだとシルエットの大きい鉛製のものだと流されたりしてそこにつかないこともあると思います。底にいる、キジハタやカサゴなどの根魚を狙う際はTG製のほうが安定して釣果が伸ばせるでしょう。
根魚が捕食している魚はシルエットが小さいことが多いのもタングステン製のほうが有利なポイントです。
シルエットが小さい!
春や真冬のジギングでは、ベイトも小さくなってきて大きい鉛製のものだと食わせられない状況が出てきます。そんな時にシルエットの小さいタングステン製のジグが生きてくるのです。
先ほどまではメリット(いい点)だけを紹介してみましたが、逆にデメリット(悪い点)もあります。
値段が高い!
タングステン製のものは、鉛製に比べて値段が大幅に上がります。だいたい2倍から3倍ほど。
お財布事情が厳しいアングラーにはなかなか手が出せないルアーです。
シルエットが小さい!
鉛に比べて比重が重くなるために、シルエットが小さくなりがちです。
タングステン製のものは、平均して2倍ほど小さくなります。ベイトが大きい時には活躍しずらくなってきますね。
上で紹介した点を踏まえておすすめのめてるジグを7つ紹介していきます!
使えるポイントが多いことや、釣果の数・入手しやすさを重視して選んでいきます。
おすすめ第一位はダイワのTGベイトです!
おすすめの理由は、青物狙いのショアジギングはもちろん真鯛やイサキ狙いのタイジギやイサキジギングにも対応している狙える魚種の多さです!
非対称ホログラムも採用されており、フラッシングも抜群でアピール力も高くタングステン製なので飛距離も抜群です。
おすすめカラーリングはマイワシですが、アカキンも使い勝手がよくタックルボックスに一つは入れておきたいジグです。
重さのバリエーションも豊富で、30g・45g・60g・80gと四種類あります。おすすめは45gと60gです。
おすすめ第2位はシマノ スティンガーバタフライ ガトリングライトTGです!
よく飛び、沈むスピードが速いので様々なレンジを探ることができるのがこのメタルジグのメリットです!
後方に重心があるため飛行時の姿勢が安定し飛距離が出やすくなります。
アシストフックは特徴的で、スナップ方式になっているため初心者にもフックの交換が容易です。玄人アングラーでも道具を使わずに素早く交換できるのはかなりのメリットでしょう。
重さのバリエーションは、40g/60gの二種類になっています。
おすすめ第3位はメジャークラフト ジグパラTGです。
オフショアで多彩な魚種を狙うのも、ショアジギングでガツンと飛ばすのも特異などっちも行けるメタルジグです。
塗装がはがれにくいと噂の5層コーティングで少しだけ塗装がはがれにくくなっています。
メタルジグの入門モデルであるジグパラシリーズなだけあり、カラーバリエーション・重さも様々な種類がありかなり重宝するシリーズです。
おすすめカラーは青物狙いにブルーピンクと太刀魚狙いにゼブラグローがいいでしょう!
おすすめ第4位はマリア ムーチョルチアです。
鉛製のわりにシルエットが小さく、初秋や晩春のマイクロベイトパターンの時に活躍するルアーです。
フォール中やダダ巻きで活躍することが多く、自身の中でも鉄板メタルジグです。
コーティングも比較的強く、値段も安価なのでコスパは抜群です。複数ルアーケースに入れておくのが釣果アップのコツです!おすすめカラーはピンクイワシ・ピンクキャンディーです!
おすすめ第5位はジャクソン 飛びすぎダニエルです。
重心を極端に後方に置いたことにより、飛距離が同重量帯の中でも飛びぬけているのがこのメタルジグです。
名前の通り圧倒的な飛距離がモチーフなこのジグですが、腹部にあるフックにより下からのバイトにもしっかりフッキングすることができます。サーフでのコチやヒラメなどにぴったりのメタルジグです。
おすすめカラーはグロー系です。
おすすめ第6位はメガバス ソコッパです。
ソコッパはボトムの釣りに特化した形状で、ゴロタの浜や磯場などの根が荒いポイントで底を責めるのに重宝するルアーです。下側にフックがついていないため根が借りしにくく、ガンガン責めることができて釣果につながります。
サーフや根が少ないポイントでは下部にフックを取り付けることのよって、フッキング率を上げることもできます。
名前の通り底をとって巻くだけで釣れる初心者にも扱いやすいルアーとなっています。
ブレードがついているため、根魚やヒラメなどを狙うのに向いているでしょう。
おすすめ第7位はオーナー 撃投ジグです。
水平フォールによる、スローなジグ操作で本領を発揮するメタルジグです。
水平フォールさせるジグは飛距離が出にくいのが特徴ですが、この撃投ジグは重さで飛距離を稼ぐスタイルです。
サイズが大きいため根魚はあまり釣れませんが、秋から冬までのベイトが大きいシーズンでの青物釣果はピカ一です。
アイ部分も大物に対応できる強力なものになっているため、信頼して使うことができます。
おすすめカラーは青物の定番のブルピンです。
メタルジグとはちょっと違うのですが、似たようなおすすめのルアーをちょこっとだけ紹介しておきます。
ブレードのついているルアーは巻いているだけでアピール力が強いので、手軽でおすすめです。
いかかでしたか?
自分なりのおすすめメタルジグを紹介してみました。
メタルジグは秋の青物ハイシーズン以外にも、真冬の根魚狙いやシーバス砂地のフラットフィッシュまで年内通して使える最高のルアーです。
皆さんも自分に合ったメタルジグを見つけて、大物狙いのショアジギングに行ってください!