コロダイは黒潮の影響が多いポイントで見られる最強の大物です。
関西であれば中・南紀や四国南部といった太平洋沿岸の磯や堤防から狙える魚です。
生息域が限られることから狙っている釣り人は少ないですが、はまった人は毎週3時間以上かけて通うほどの熱狂できる釣りです。
今回はそんなコロダイ釣りの仕掛けを紹介していきます。
コロダイとは名前に鯛とつきますが鯛科の魚ではなくイサキの仲間です。
最大80センチにまでなる大型の魚で、浅い岩礁帯やサンゴ礁などを好む魚です。
大型になるほど美味といわれておりとても人気の魚です。
コロダイは小型のころは虫エサ(青イソメなど)を中心に食べますが、中型でエビやカニ大型になれば小魚も食べる雑食性の魚です。
必然的に大型を狙う場合は泳がせや魚の切り身、中型以上なら海エビやカニなどを使うこととなります。
おすすめのエサは、エサ取りが少ないなら海エビ・そうでないなら魚の切り身かヒイカをお勧めします。
コロダイは梅雨に入る6月ごろから年末12月ごろまで狙うことができます。
夏は小型が多く、秋が深まるほどに大型が狙えます。
最もよく釣れるのが8・9月でそれ以降だんだん数が釣れにくくなります。
コロダイは根が荒い場所に多く潜んでいて、なおかつ食った瞬間に根に突っ込むパワーファイターでもあります。
必然的にそのパワーに対抗できる大型のタックルになります。
ロッドは8号以上の太いものをリールは5000番以上のものが好ましいです。
道糸はナイロンなら最低6号以上~10号、PEなら最低3号は欲しいところです。
以上のことを踏まえて、少しだけおおすすめロッドを紹介していきます。
コロダイのロッドは都心の釣具店では取り扱っていないことが多く、ネットで購入するのが一番だと思います。
OGKから販売されている「エコタマン」は安価で扱いやすいぶっこみロッドです。
有名メーカーからはあまり販売されていないぶっこみ釣り専用のロッドで、ほしい性能がすべてそろっている入門に最適なロッドです。
少し重量がありますが、その分丈夫でコロダイの強烈な引きにも対応できます。
ダイワから発売されているぶっこみ釣りロッドの最高峰「タマンモンスター」です。
本来は沖縄限定のロッドなのですが、アマゾンなら購入可能です。
沖縄で購入すると飛行機に乗せるのに余分なお金がかかってしまうのですがその心配もなく、店頭で買うよりはるかに安く手に入れることができます。
性能も最高で、コロダイだけでなくクエや石鯛釣りにも代用できるほどの強靭なロッドです。
今後大型の魚を狙ってぶっこみ釣りをするならこのロッドを買うことを絶対におすすめします。
私自身もこのロッドを愛用していて、1メートルを超えるサメがかかった時も難なく釣り上げれるほどの最高のロッドです。
コロダイ釣りは強烈な引き戦うために強靭な大型リールが必要です。
4000番のスピニングリールでも釣れないことはないのですが、力不足を感じることが多くあまりお勧めはできません。
ダイワなら5000番・シマノなら6000番以上のものがおすすめです。
基本的に置き竿で釣りをすることが多いので、重量はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
ダイワのBG16の5000番です。
大型のハンドルに強いドラグ力とほしい性能をそろえたコスパ抜群リールです。
ラインの巻ける量も多く、多少糸を出されても安心してやり取りを楽しめます。
シマノが販売しているツインパワーの6000番は、オフショアでも使われている強靭なリールです。
持ちやすい大型ハンドル・強いドラグ力にシマノの安定感ある巻き感で快適に釣りができます。
大型狙いの釣りによく行くなら持っていて損がないおすすめリールです。
コロダイ釣りは根が荒いポイントでこそ数釣りが狙えます。
したがって根係することが多く、仕掛けは多めに持っていく必要があります。
また仕掛けの回収率を上げるために、石鯛用の瀬ズレ仕掛けをつけるといいです。
おもりは潮が早ければ20号以上のものを使うようにしましょう。
いかがだったでしょうか。
今回は磯周りでよく釣れる大物コロダイ釣りについて紹介してみました。
コロダイは群れでいることが多く、一度当たりがあると複数釣れることが多い魚です。
皆さんもぜひ狙ってみてくださいね。