泳がせ釣りのエレベーター仕掛け解説

エレベーター仕掛けとは、大型のフィッシュイーターを狙う泳がせ釣りの仕掛けの一つです。

 

パット見胴付き仕掛けに似ていますが、ウキがついておらず仕掛けを投入した後にスナップで道糸に小魚をつける特徴的な釣り方になっています。

 

エレベーター仕掛けは最も初心者におすすめの飲ませ釣りの仕掛けです。

 

初心者におすすめの理由を紹介していきます。

 

目次

エレベーター仕掛け おすすめの理由

泳がせ釣りのエレベーター仕掛けは、その名の通り餌となる小魚がエレベーターのように上下することが特徴です。

 

つまり!餌となる小魚が自然とタナ(深さ)を決めてくれるため、タナに悩まずに済むのです。

 

タナ選びは釣りの最も基本で重要なポイントですが、餌が自然なタナにとどまってくれるため初心者におすすめなのです。

 

また、仕掛けがシンプルで市販の仕掛けを使用することによりほんの2~3分で仕掛けを投入することもできます。

 

仕掛けの特徴状、流されることが少ないのもいいところです。

 

以上のことから、私はエレベーター仕掛けを一番におすすめします。

 

エレベーター仕掛けの特徴

エレベーター仕掛けは、先に重りを投入してあとからエサを投入します。

 

それにより、餌の小魚を弱らせることなく投入することができるので餌持ちがよくなります。

 

また、魚が水面から海底まで泳いでくれるので水面付近の青物からそこにいるヒラメなど狙える魚種が多いのも特徴です。

 

 

エレベーター仕掛け道糸の選び方

のませ釣り全般に言われることですが、エレベーター仕掛けにかかる魚はすべて大型魚です。

 

よって使用する道糸も太めのものになります。

 

種類はPE・ナイロンどちらでも構いません。

 

個人的にはトラブルが少ないナイロンラインをお勧めします。

 

PEラインは飛距離には申し分ないのですが、ハリスが道糸に絡まった時に糸どうしが反発しないため、ほどくのに少し時間がかかってしまします。

 

糸の太さはナイロンなら5号以上。PEなら2号以上を使いましょう。

 

エレベーター仕掛けまとめ

  • タナを餌の小魚に任せることができる。
  • 生き餌を元気なまま投入できる。
  • 道糸はできればナイロン(PEでも可)
  • 速い流れに強い。

エレベーター仕掛けのタックル

ロッド

 

対象魚に対応できるパワーがあるのなら、ルアーロッドでも問題ありません。

 

仕掛けがシンプルで、短く済むため短いロッドでも仕掛けを投入できるからです。

 

青物を対象とした場合3号以上の磯竿をお勧めします。

リール

 

リールは巻き取る力が強い4000番以上のものを用意しましょう。

 

道糸

 

大型のフィッシュイーターがかかる仕掛けです。必然的に糸も太くなります。

 

道糸はナイロンなら5号以上

PEなら2号以上を用意しましょう。

おすすめの仕掛け

自作するのは面倒だな、難しそうだなという人のために少しだけ市販の仕掛けを紹介しておきます。

 

比較的簡単なので、自作するのがおすすめなのですが市販品も使ってみると使用感がいいものが多いです。

おわりに

泳がせ釣りのエレベーター仕掛けは、ウキ釣りに比べ仕掛けがシンプルでお手軽な仕掛けです。

 

トラブルも少なく、タナとりも不要なためお手軽に大物を狙える釣り方です。

 

ぜひ、本記事を参考にして皆さんも大物を狙ってみてください。