キス釣りとは、夏の訪れを知らせる風物詩であるとともに数釣りを楽しめる最高の釣りの一種類です。
ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に数釣りができ、ファミリーフィッシングにも最適なキス釣り。
極めれば極めるほど方を大きくすることもできる奥が深い釣りです。
釣り方としては、虫エサを基本にそこが砂地のポイント(サーフや河口)で狙います。
それでは、基本的なポイントを紹介していきます。
まずは、キス釣りの基本について説明していきます。
一つ目の基本、キスの居場所です。
キスは、海底が砂地に生息する魚です。
海水浴場や砂浜がおすすめです。
どんなところに潜んでいるかというと、ただの砂地ではなく起伏のある所や岩・海藻などが点在しているところに潜んでいます。
そういった海底の変化があるポイントを見つけることが釣果アップのポイントです。
さらに踏み入った説明をするなら、大きな川の河口がおすすめです。
キスのエサになる生物が多く生息しているうえ、川の流れによって海底に変化ができていることも多く安定した釣果が期待できるからです。
二つ目の基本、キス釣りのエサです。
キスは普段海底に潜む虫や小さな貝などを食べています。
よって釣りで使う餌も、虫エサが中心になってきます。
虫エサの中でもおすすめなのが、石ゴカイです。
虫エサの中でも比較的小さく、キスの小さな口にマッチしているエサです。
濁りが強く、餌の食いが悪いなら匂いで寄せるマムシなどもおすすめのエサです。
どうしても虫エサが苦手な人は、パワーイソメなどのワームを使うのもいいでしょう。
三つ目の基本
キス釣りのタックルです。
キス釣りのタックルは、100メートル以上の遠投が必要なことが多いので長めの投げ竿がおすすめです。
おかっぱりで普段釣りをしている方は、100メートルのキャストと聞くと難しく感じるかもしれませんがそんなことはありません。
投げ竿と遠投用のリールを使えば、100メートルなんて余裕で飛ばせます!
慣れた人なら150メートル以上飛ばす人もいるくらいです。
おすすめの長さは4メートルから4.5メートルです。
釣りに慣れている人は4.5メートル。少し扱いに不安がある人は4メートルの竿を選ぶといいでしょう。
少しだけおすすめタックルを掲載しておきます。
四つ目の基本は仕掛けです。
キス釣りの仕掛けはシンプルで、天秤おもりに市販のキス釣り仕掛けを装着すると完成です。
おもりの種類はいろいろあります。
・手前に捨て石や根が多いところならジェット天秤。
・流れが速く、仕掛けをしっかりポイントにキープしたいならスパイク天秤。
・流れが緩やかで、アピール重視ならキス天秤などにナス型おもり(5号~20号)をつけましょう。
慣れてくると自作仕掛けに挑戦する人も出てきますが、基本的には市販の仕掛けで十分数釣りを楽しめます。
いかがだったでしょうか。
このページではキス釣りの基本について紹介してみました。
皆さんもぜひ数釣りが狙える夏の風物詩、キス釣りに挑戦してみてくださいね。