
白浜地磯でクエを釣る
蒸し暑い日暮れ時、3.4メートル先にあるしもり周辺を探ってみる。
狙いはアカハタ、地磯から釣るのが今日の釣行の目的だ。
狙い通りキャストした仕掛けはしもりの右側1メートルほどに沈んだ。
潮の流れは右から左に流れている。仕掛けが底につきしばらくするとちょうどしもり際に餌が届くはずのポイントだ。
仕掛けがなじんで数秒、違和感を感じた。
急に流れを感じなくなったようなほんのふとした違和感だ。
不思議に思って少し竿を立ててきいてみる。
急に走り出した。私はあわてて竿をシャクリ根に入られないようにごり巻きで対応する。
一瞬根魚かと思ったが引きが違う。コロダイやタマンのようによこっぱしりでもなければ根魚のように浮かせても力尽きない。
水面に姿が見えた瞬間、私は一瞬と気が止まったかのように感じ口から自然と言葉が零れ落ちた「クエだ・・・」
当日の状況
当日の日中は雨が降ったりやんだりを繰り返しており釣り人もあまりいないことからいつもは行かない人気磯へと繰り出した。
案の定釣り人は一人だけで釣り座も選び放題、しかもその一人も日が暮れたら帰るというので貸し切りでした。
4~5日前には台風が通らいしており、台風後はタマンがよく釣れるという噂を信じて釣りに来ていました。
入ったポイントは先端から少し内に入った目の前に小さなしもりがあるポイントにしました。
ちょうどしもりの左右で海底が砂地のところと岩場のところとで切り替わるところだったからです。
使ったエサ
使ったエサはスーパーで買ったキビナゴを使用しました。
当時アジやイカも持って行っていたのですがやはり食いがいいのはキビナゴかイワシだと思いました。
クエを釣ったタックル紹介
釣った時のタックル一式です。
サイズが少し小さかったので十分余裕がありましたがでかいのが来ても確実の取れるようにしています。
自分は両軸よりスピニングにこだわりたかったのでこのダイワのシリーズを愛用しています。

かなり小型ですがタマンもしっかり釣れました。
仕掛け
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は夏の終わりにクエが釣れた時のタックルと餌を紹介してみました。
少しは皆さんの参考になれば幸いです。